アキ~アキのトレーニング1~
「起きなさい!今日からトレーニングよ1時間で用意して頂戴」リンが朝部屋に入ってくると、タンクトップにホットパンツ、綿の下着にスパーツブラジャーをわたされた。
驚くほど色気のない服装に面をくらってしまいそうだ。
「トレーニングは体を引き締めるのが目的だから、こんな恰好が一番効率的なのよ」
面をくらっているアキに少し笑いかけて、部屋の外に置いてあったワゴンから食事をを机に置く。
今日の朝ごはんはシャケの塩焼き、麦ごはん、ほうれんそうのおひたし、ヨーグルトにはちみつ、ドライフルーツ。
あいかわらず、豪華でバランスのとれた食事、アキは空腹を思い出した。
「今日から朝は和食になります。和食の方がカロリー少なくなるし食物繊維も豊富だしね、しっかり残さず食べるのよ」
そういうと、タイマーをセットして退出してしまった。
アキはわたされた服を着ると昨日は裸で寝てしまったことに気づく。
いろいろなことがあり過ぎてそんなこと気にする余裕などなかった。
食事をとると空腹のおなかにどんどん吸い込まれていく。
食事が終わると、まだ15分ほど時間が残っていた。
部屋を見渡してみるが、本当になにもない部屋だった。
ベッドと机と椅子が2つ。奥の扉に向こうにはお手洗いがある。
ひとつひとつはアキが使用していたものとは比べ物にならないほど大変物がいいものなのだが、大変シンプルだった。
顔と歯磨きをしたいが洗面台がないのでこの部屋ではできないようだ。
それにアキは言われたことしかしてはいけないのだ。
(選択権は2つだけよ)
昨日のリンの言葉がリピートされる。
思いにふけていると、リンが入ってきてタイマーが丁度鳴った。
「さぁ、こっちに部屋にきて頂戴」
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category - 小説アキ
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