アキ~アキのトレーニング2~
アキが部屋に通されると歯医者の椅子のようなものと洗面台、小さな机があった。石鹸のいいにおいが充満していたが、昨日のお風呂のこともある。
「そこに座って頂戴、それじゃあお願いしますね」
奥から若い女性が現れた。白い服を着た、柔らかな雰囲気を漂わせるかわいらしい女性。
アキが椅子に座ると、女性は机の上で何かをしだした。
アキは戦々恐々とその様子を眺めていた。
「そんなに怯えなくてもいいのよ、ここはあなたの顔を洗って歯を磨くところなのだから」
あまりのアキの怯え方をみて女性は少し笑って告げると、機械から大量の泡を出しだした。
更にてきぱきと準備をしだす。
「熱いかしら?大丈夫?」
蒸しタオルでアキの顔を拭き、泡でアキの顔を包む。それはまるでエステのような行為だった。
そしてアキの顔をマッサージして、口の中を歯医者並のクリーニングをした。
「よしっと、こんなものでいいかしら?」
あまりに気持ちのいい行為にアキが呆けていると、女性は出口近くのインターフォンで終了を告げた。
現れたリンに連れられ、次の部屋に移ることになった。
「これからトレーニングに移るはよ、しっかり体を鍛えるのよ」
移された部屋は先ほどの部屋とはうってかわっていろいろなものが置いてあった。
ルームランナー、エアロバイク、ダンベル類など体を鍛えるものがところ狭しと並んでいる。
また奥から女性が現れた。先ほどの女性とは真逆の筋肉質な強面の女性。
昔苦手だった、体育教師のような格好と体格、雰囲気を醸し出す女性だった。
「それではお願いしますね」
リンはアキのカルテを渡し、女性に指示を出すと退出してしまった。
女性は、カルテを机の上に置くとアキの前にたった。
近くで見ると女性の体の大きさに威圧されてします。
「さぁ始めるわよ、覚悟しておいてね私の扱きはきついはよ」
ハスキーな声で告げられ、体を強張らせることしかできないアキだった。
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