アキ~羞恥の身体検査7~
サヤは細いスポンジにたっぷりと色の付いた液体をかける。その液体はかなり粘り気があるようでった。
「今回は本当に力を入れてると怪我するので注意しておきますね。
これをあなたのお尻に入れて洗いますからね。」
信じられない言葉をかけられた。
お尻?お尻ってあのスポンジのサイズだとどこを洗うというのだろうか?
もう考え付くのは一つしかない。
そういうとサヤはサエにそのスポンジを渡した。
「お姉さまは優しいな、そんな先に言ってあげちゃうなんて怪我するなんて自己責任じゃない」
サエは冷たい眼差しでアキを見下ろして言った。
「そんなこといって、前気に入らなかった商品のお尻の穴を血だらけにして懲罰くらったことあったじゃない。もうあんなのはごめんなのよ」
サヤの恐ろしい言葉に背筋が凍った。
「嫌、お願いやめて、そんなところ触らないで」
震える声で、アキが懇願する。
前が見えないほど恐怖で涙がたまっていた。
「静かにしないとあなたもサエに血だらけにされちゃうわよ、妹は気が短いのよ」
そういうと、サヤは笑顔でウィンクした。
「そんなことないよ、あの時はあんまりにも聞き分けなかったからつい手元が狂っただけじゃない」
場にそぐわない和やかな会話がアキの上でされている。
「さてと、話はこれくらいにして始めますよ、息を吐きながら力を抜いてくださいね」
その言葉とともに触られたこともない、自分で触ったこともない場所に異物と軽い痛みを感じた。
category - 小説アキ
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