アキ~アキのエステ12~
アキは達してしまった。一種のふわふわとした充実感の呆けてしまっていた。スズのテクニックはさすが同姓のためか、ツボがわかっていうかのように的確に攻めてくる。
そのテクニックに翻弄され、快感の波の乗せられてしまったのだ。
そして、その波が過ぎふわふわっとした充実感と気の抜けたような損失感を感じていた。
しかし、スズはそのような時間を長くは与えてなどくれなかった。
「いたっ痛」
逝ったばかりの敏感な場所に不釣合いな硬質な物体を感じ、ふわふわっと漂っていた思考を無理やり戻されてしまった。
重たい上体を無理やり起こし、なんとか確認するとそこにはモンスターを中に入れようとしているスズがいた。
「あぁぁいやぁ、そんな大きなのぉ」
モンスターはローションでべたべたと黒光りしており、その恐ろしさを誇張しているように見える。
もうすでにスズはアキの蜜壷にモンスターの頭をぐりぐりっと押し付けていた。
「ほら起き上がらないで、入りにくくなっちゃうはよ」
そういうと、モンスターを動かす手を止め静止するようにアキの上体に手を置いた。
そして覆いかぶさるように顔をアキに近づけ、つぶやくように言った。
「あんまり手間かけさせると、無理やりねじ込んじゃうかもよ?」
その言葉に全身の血が下がる思いがした。
ゆるゆるっと上体を元にもどし、されるがまま膝を曲げ足を開かれるしかできなかった。
スズは満足そうな笑みで、アキから離れるとゆるゆるっとモンスターを扱い始めた。
ゆっくりゆっくりっと出し入れを繰り返しながらモンスターを入れていく。
しかしどんなに優しくいれられようと、その表面のごつごつしたイボがアキに苦痛を与える。
びっしりっとついていうるイボの刺激は達したばかりのアキには強すぎるもので、痛みにすら感じる。
しかし、スズの手は止まってなどくれない。
「ほら、しっかり力を抜いて頂戴。頭さへ入っちゃえばこのバイブは楽に入るのよ」
思いのほか抵抗のきついアキのそこにスズは少々苛立ちを感じていた。
スズは小さくため息をつくと、アキの花芯を強くつまみあげた。
スズちゃんお気に入りのモンスター | ||
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