アキ~羞恥の身体検査17~
「あぁぁ!やめて痛いよぉ」花芯につけられた機器はアキを苦しみ続けている。
老先生が操作するたびにだんだんと強い痛みがそこを襲う。
実際にはたいした電流ではないが、場所が場所なだけにアキは地獄のような痛みに耐えなければならない。
「ふぅむ、まだ逝けんかの?そろそろ一般的女性ならいける電流なのじゃがな?ほれ!」
老先生は相変わらず飄々としている。
痛みで汗だくで、涙でぐしゃぐしゃになっているアキとは対照的である。
「あぁぁあぁ、もうやめてぇぇ痛いよぉクリが焼けちゃう」
本当に老先生が操作するたびに襲われる痛みは火で炙られているほどに感じていた。
「おまえさんのクリちゃんはこれぐらいじゃ焼けんよ、これ以上痛い思いしたくなきゃ早く逝っとくれ」
そんなことを言われても、こんな痛みしか感じない行為で逝けるとは到底思えなかった。
「ひぎぃぃい、あぁぁもうお願いぃぃ」
その後何回もの痛みのあとアキにそれは起こった。
「あぁぁ何ぃこれあぁぁ」
痛みを超え何か全身が電流を通り、痙攣する感覚だった。
「おぉやっと逝きなすったかの?このくらい強くないといけないのかの?」
今までアキの体験してきたオーガニズムとはまったく違う、それはあまりにも暴力的なオーガニズムだった。
「はぁはぁ、何?今の何なの?」
まだ体に起きた現象がわからないアキは、老先生に答えを求めた。
「あぁ、電流でのオーガニズムはなかなか刺激的じゃからの、でもそのうち癖になるぞい?
さあ後はこの電流でちゃんと逝き続けれるか調べんとの」
まだ花芯への暴力は終わりを遂げない。
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