アキ~羞恥の身体検査fin~
「さて、検査はこれで終わりじゃよ、お疲れさんだったのう」老先生がそういうと、アキの蕾を消毒液がしみ込んだ脱脂綿で清潔にした。
ひんやりとした感覚に体がびくりっと反応するがアキは大声で泣き続けている。
2人の男性に拘束をとかれてもアキは号泣を止めることができなかった。
その場で顔を抑え、体を丸くし、床に伏して泣き崩れていた。
(なんで私がこんな目に、どうして私が…)
その思いだけがアキの心を占めていた。
いっそのことこのまま消えてなくなってしまいたい気持ちでいっぱいだった。
しかしそのまま伏していることなど許されもせず、2人男性に引きずられるように退出させられた。
朝起きた部屋に戻されたようだった。
もう泣くのも疲れ、腫れぼったい顔で鼻をすすりながら男性2人に引きずられている。
部屋にアキを連れてくると、男性2人は仕事は終わったっというように踵を返し、すぐに退出してしまった。
アキに対しての興味なさげなその態度が唯一の救いのように感じた。
ベッドと机といすだけの簡素な部屋。
白で統一されていて、まるで病室のような部屋だ。
時計がないので何時かもわからないが、アキにはもうずいぶん時間がたっているように感じていた。
のろのろと立ち上がると、ベッドに倒れこむように沈んでいった。
裸のまま感じるシーツの感覚が気持ちいい。
そのまま、現実逃避するように眠りに落ちていった。
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